まとめ
以上、坐相(身)・気息(息)・思量(心)と、三つに分けて説明しましたが、この三つは、元来分けて考えるべきものではありません。本当は呼吸の働きに媒介されて、心と身とが渾然と一つになるというのが坐禅というものです。
身・息・心の三つは、どの一つを取り上げても、他の二つがついてきて調和するものです。坐相が凛然と正されれば、心も息もおのずから正しくなるし、心が願心に充たされれば、姿勢つまり坐相も呼吸も期せずして正しくなるものです。
このようにして、身・息・心が安定不動の状態で一如に調和されることが、すわるということの要だといってよいとおもいます。
願わくは四弘の願輪に鞭うって、ゆったりと、どっしりと、しかも凛然と、東海の天に突っ立った富士山のように、坐りたいものです。
そのためには、家の中で静かに坐れる環境を選び、楽な服装でゆっくりと坐る必要があるのです。毎日毎日、少しづつでもいいですから続けて下さい。
また、坐禅会情報を参考にしていただき、近くのお寺で坐禅会に参加して、和尚さんに直接ご指導を受けられると、さらによいかと思います。
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