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内なる風景へ −禅の現在型をさぐる

商品番号
uchinaru
2,530 円(税込)
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平塚景堂(相国寺塔頭・養源院住職)著
平成19年7月19日発売
46判・336頁
ISBN978-4-88182-226-5 C0015

宗教というものは不合理で間尺に会わず、本来はほとんど社会的に無益なものである。人間というものはまず徹底的に弱者でありゼロだ、とみる。無価値とする。人間を無価値とする視点、これが宗教のほのかな立ち上がりであり原初だ。  (本文「弱者の思想」より)

日々の生活に知的な刺激を。
東京芸術大学卒、絵も描き作曲もされる平塚和尚のエッセイ。
下記のもくじをご覧になればおわかりのように、その内容は多岐に亘り、我々に、人間が本来持っているはずの「様々な事を知る喜び」、そして自分でそれについて「考える喜び」を与えてくれる。
*本の装丁に使われている画も、平塚師によるものです


こちらからいくつかのお話をご覧いただけます。
禅文化研究所HP【季刊『禅文化』より】


【もくじ】
禅と現代音楽
イベントとしての宗教
開店休業
環境カプセルの話
ファジー世界に注目!
自然について
一系一如考
人間の晩年について
二十世紀の重さ
没我の思想
虚実皮膜の間
少年考
神・「神」・仏
隠者の系譜
遠景としての文化
グローバリズムの傾向と対策
画僧か禅僧か?雪舟の謎を追う
ヴィヴァルディを知っていますか?
神と仏のあいだ
禅的アインシュタイン
無駄骨の発想
一遍を観る
伝灯と電灯
天才とその凋落
漂泊する魂
「格付け」について
机上の「空論」
神社って何だろう?
墨跡寸観
住めば都
狩野派のお勉強
偶像考
白磁の「うれい」
遠州
弱者の思想




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