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禅僧が語る 河野太通老師 「擔雪埋井」

商品番号
zensou_kono
1,650 円(税込)
数量:
平成22年5月12日発売
DVD・冊子付き・55分
ISBN978-4-88182-252-4


自殺者が年間3万人を超え、不登校児童やニートと呼ばれる若者が年々増えている。この末世の世の中を、我々はどう生きていけばよいのか。
宗門を代表する高僧がたに、その指標となる言葉をいただいた。
また、ご自身の生い立ちや、師匠のこと、趣味のことなど、お話の内容はそれぞれにユニークで興味深い。
【妙心寺派管長 河野太通老師】
昭和5年、大分県宇佐郡出身。17歳の時、大分県中津市・松巌寺の今井道勧和尚について得度。花園大学卒業後、昭和28年、祥福僧堂に掛搭。山田無文老師に参じて嗣法。昭和52年、祥福僧堂師家に就任、花園大学学長を経て、平成16年、盤珪禅師が中興開山の網干・龍門寺住職となり、大衆禅堂場師家となる。平成22年に大本山妙心寺派管長に就任。





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【もくじ】
-幼年期
-得度
-師を語る
-国境を越えて
-阪神淡路大震災
-僧侶の在り方
-社会との関わり
-道しるべ


【DVD内容紹介】
平成22年4月、臨済宗妙心寺派の管長となられた、河野太通老師にお話をうかがった。
敗戦を経験し、国の教育方針ががらっと変わったなかで、「どんな社会が来ても、人間として生きていく“正しい生き方”というもの」があるのではないかと感じた少年期の老師は、九州の禅寺で出家後、花園大学へと進まれる。
そこで、市川白弦先生や天性の“道を求める宗教家”山田無文老師と出会い、無文老師が師家をつとめた祥福僧堂へ掛搭する事となる。
また、無文老師とともに南太平洋の多くの戦績を訪ねられ、南太平洋友好協会やRACK(臨済アジアセンター神戸)の活動に携わっている事や、祥福寺僧堂師家在任中に阪神淡路大震災に遭遇した事により、既成仏教は、ボランティア活動を積極的に行なうべきであるとも仰る。
現在、太通老師は、赤穂の龍門寺の住職でもある。庶民に禅をわかりやすく説かれた開山盤珪禅師の志を継ぐように、大衆禅堂を開き、誰もが禅を体験できる場を作られた。
そんな老師が、“擔雪埋井”という禅語をヒントに、今を生きる我々に指針をお示しくださった。